化粧水とは?
実は、化粧水の約80%は精製水(純度の高い水)で構成されています。
その他には、保湿成分などが約15%程で化粧水の機能や安定性を維持するための成分が入っています。
化粧水には、「肌の保湿」、「表面の角質を柔らかくする」、「皮脂を整える」といった役割があります。クレンジング後や洗顔後には汚れとともに皮脂も流れていった状態の為、肌の乾燥が急速に進みます。
肌が乾燥してしまうと、角質が硬質化してしまったり、外部の刺激から肌を守るバリア機能が低下します。すると、かゆみや痛み等の様々なトラブルが起こりやすいお肌になってしまいます。
洗顔後は素早く化粧水を使用し、肌のバリア機能を低下させないことが大切です。
化粧水の中には、肌の老化を抑える抗酸化成分を含む「エイジングケア化粧水」、角質を柔らかくし美容液や乳液の浸透力をアップさせる「導入化粧水」など、保湿以外の効果を持つ化粧水もあります。
乳液と美容液は?
各メーカーによって異なりますが一般的に、化粧水=「保湿メイン」、美容液=「保湿 + プラスワン」、乳液=「化粧水等の乾燥を防ぐ」と言われています。
また、これらのアイテムはメーカーでのライン使いを前提に商品開発されているので、同じメーカーのものを揃えた方が効果があります。
ただし、化粧水が合っているからといって、ラインアイテムの乳液が自分に合うとは限りません。それぞれ、サンプルなどを試してみて、自分の肌に合うかチェックしましょう。
使用する順番は、化粧水→美容液→乳液の順番が推奨されています。
化粧水の選び方
化粧水の種類によって成分や使用目的も変わってきますので、どんな肌になりたいかで化粧水を選ぶことが多いと思います。
また、年齢を重ねるにつれてしわやにきびなど肌悩みも増えていきます。
年齢を考慮してアイテムを見極めることも必要。肌悩みに合わせて選ぶことで、理想の肌に近づける。
肌の種類は「普通肌」、「乾燥肌」、「脂性肌」、「混合肌」の4種類で自分の持つ肌質を特定し、肌質に合った化粧水を選びます。
化粧水のパッケージの裏面などに、使用に適した肌タイプが書かれていることがあるので、化粧水を選ぶときは確認し、購入の目安にしてみましょう。
また、水分と保湿成分の配合成分の比率によって、化粧水の使用感や用途が変わってきます。
化粧水の表現するときに、さっぱりやしっとり、さらさら、もっちりといった言葉が使われますので使用感も加味してチェックしてみましょう!
まとめ
化粧水は肌を保湿させ、バリア機能を守っているので、重要なアイテムです。しかし、時間が経つと蒸発してしまうので、併せて美容液や乳液を使用することが大切です。
特に、夏はあまり乾燥しないが冬になると乾燥しやすいという人は、よりしっとりとした化粧水を使用することも手かもしれません。