飲食店へインタビュー!コロナ禍での変化とは?

飲食店へインタビュー!コロナ禍での変化とは?

コロナ禍での外出自粛で大打撃を受けた飲食業。飲食業の方に「コロナ禍を耐え抜く秘訣」についてインタビューしました!

Q.飲食業の現状

2021年はコロナ禍前の2019年と比べて同月比約60%となり、大変厳しい状況でした。
特に厳しかったのは、コロナの流行が収まってきても客足が伸びづらいことです。
リモートワークの導入により、仕事帰りに一杯ひっかけて帰るということも無くなりましたし、イベント等の宴会もほとんど無くなりました。
ライフスタイルの変化か自宅で食事を済ませる方が増えたように思います。

また、最近では原料の値上げにより仕入れコストが上がったので、より厳しくなっています。

Q.現状に対してどのような対策を行っていますか

国からの公的支援を活用するのはもちろんですが、日々の管理費の見直しなど削れそうなところを1から見直しています。

また4月から宅配サービスを導入し、少しでも顧客を増やすことができるよう努力しています。試行錯誤で行っていますが、売り上げの約20%は宅配サービスが占めているので、導入してよかったです。

また、国からのガイドラインに合わせて店内を変更し、各席にアルコールスプレーを設置するなど感染対策を徹底しています。

また、電子決済サービスを利用できるようにし、なるべく接触がなくなるよう導線の工夫をしました。今後は注文等も電子で行うことができるよう変更していきたいです。

Q.今後の飲食業

これまでの飲食業はお店での飲食で価値を提供することでリピーターを増やすことができていましたが、そもそも来店されるお客様が少ないので新規顧客の望みは薄いです。
そのため、おうち時間での消費に力を入れたいと思っています。テイクアウトメニューの増加や冷凍冷蔵の商品開発を目標にしていきたいです。
また、告知を行うためにSNSの活用を考えています。レシピの開示や商品の紹介を行い、利用していただくきっかけ作りを積極的に行っていく予定です。

また、もしかしたらリベンジ消費やインバウンド消費の復活ということで、多くのお客様に来店していただける可能性もあるため、コロナ禍以前のような賑わいが戻ってくればなと思っています。

まとめ

今まで経験したことのない事態に、変化を強いられる飲食店は多いと思います。
コロナ禍以前に店舗での売り上げを伸ばしていた飲食店は、軒並み深刻なダメージを受けることになりました。
多くの飲食店が撤退する中、この転換期をバネに、新たな販売の活路を見出せば、飲食業はより大きなビジネスへ生まれ変わるで可能性があります。
今後の飲食業の変化に注目していきたいですね。

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