暖かくなってきて、野外で行う食事と言えばバーベキューが真っ先に挙がるのではないかと思います。
それほど日本でポピュラーな食事ですが、海外と日本のバーベキューは少し違っているようです。
どのようなところが違うのでしょうか?
海外と日本のバーベキューの違い
バーベキューの起源
バーベキューという言葉ですが、実は起源は英語ではなく西インドのタイノ族という先住民が使っていた「肉の丸焼き用の木枠」を指す「バラビグ」というハイチ語です。
この「丸焼き」という部分がスペインの「バルバコア」になり、英語圏に伝わった結果、「バーベキュー」になったと言われています。
日本とアメリカでのバーベキューの違い
日本では、薄くスライスした肉を焼き、炭を使って高温で焼きあがったらすぐ食べていくという焼肉スタイルのバーベキューです。
そこまで牛や豚にこだわらず、何でも焼いている印象を受けます。
このバーベキューのスタイルは、「コリアンバーベキュー」と呼ばれているようです。
強火で焼いているので、時間は平均すると3時間ほどで終わってしまうかと思います。
一方、アメリカのバーベキューは、薪を使って焼くので、低温でじっくり焼いていくのが特徴です。そのため、時間も日本の倍ほどはかかるようです。
肉も薄くスライスしたものではなく、厚切りの塊をそのまま焼いていきます。
使用する肉も、牛肉が必須と言っても過言ではありません。
こうして比較してみると、結構違うことがわかると思います。
味付けもバーベキューソースをかけてから食べるそうです。
ちなみに、バーベキューを仕切る人は「ピットマスター」と呼ばれるらしいです。
アメリカでバーベキューが人気の理由
日本では暖かくなりイベントとしてバーベキューを行うので、多くても1シーズン5~10回くらいなのではないかと思います。
しかし、アメリカでは日常的にバーベキューが行われており、自宅の庭にグリルが置いてある家がほとんどです。
この違いの一つに、土地の広さが考えられます。
日本では、自宅の庭でバーベキューを行うと、近所迷惑になってしまうと考えてあまり楽しくバーベキューを行うことができないと考えられています。
しかし、アメリカでは近所の人も巻き込んで大人数でバーベキューを行うので、周囲の方とのコミュニケーションツールとして活用しているようです。
これは、アメリカ人の気さくな人柄とマッチした食事方法なので、人気なのではないかと考えられています。
バーベキューソースとは?
バーベキューについては説明しましたが、バーベキューソースとはどんな味でしょうか?
バーベキューソース味という味は、材料はさまざまですが多くの場合は酢、トマトペースト、マヨネーズをベースとしています。
また、リキッドスモーク、オニオンパウダー、マスタードや黒コショウなどのスパイス、砂糖や糖蜜などの甘味料も含まれており、お好みで味が変わっているのが特徴です。
最近ではスナック菓子でもバーベキュー味という商品を見かけますが、バーベキュー味は販売会社によって少し違うので食べ比べてみてください。
まとめ
バーベキューの語源やバーベキューソースについて解説いたしました!
バーベキューは楽しいと思うかもいれば、疲れてしまうという方もいるので、自分に合った楽しみ方を見つけてみてください!