食事のスパイスには欠かせない「七味唐辛子」。
中身がいまいち分かっていない七味唐辛子ですが、何が入っているのでしょうか?
今回は、七味唐辛子の由来や中身について見ていきましょう!
七味唐辛子の豆知識
七味唐辛子の起源
七味唐辛子は、1625年に両国の薬研堀にある「やげん掘中島」というお店が開発したものが始まりと言われています。
当時の薬研堀は、医者や漢方などを売っている薬屋が多かったので、食事に入る漢方は無いかと考えられていました。
そこで、辛さとゴマの香り、山椒の香ばしさなどが理由で人気になり、そばやうどんの薬味として広まっていきました。
七味唐辛子の中身
七味唐辛子の中身は主に
- 唐辛子
- 焼唐辛子
- けしの実(芥子)
- 青のり
- 麻の実
- 粉山椒
- 白ごま
- 黒ごま
- 陳皮
- しそ
- 生姜
など、数種類の香辛料をブレンドして作られています。関西と関東では少し内容が違っているようです
ちなみに、よく入っている丸い粒が「麻の実」です。
香辛料を加えることによって、食欲増進や咳止め、滋養強壮、下痢止めなどの効果が得られます。
七味唐辛子の賞味期限
七味唐辛子の賞味期限は割と早く、生の唐辛子が使われていると1週間と言われています。
また、湿気や温度に敏感なので、すぐに風味が落ちてしまったりと保存には注意が必要です。
また、常温保存しておくと虫が発生しやすいのも注意が必要です。
「タバコシバンムシ」や「ノシメマダラメイガ」と言った虫が湧いていることが良くあります。
自宅で使用頻度の低い七味唐辛子は、よく確認してから使用するようにしましょう!
まとめ
七味唐辛子は、うどんやそば、焼き鳥くらいにしかかけないよって人も多いかもしれません。
薬味として何気なくかけている七味唐辛子ですが、実は何にでも合うので、いろいろな料理のスパイスとして使ってみて下さい!