眠気はなかなか耐えられないものです。
特に、日中眠くなってしまったら我慢するのも大変ですよね。
そんな眠気はどこから来るのか、どのようにしたら無くなるのか確認していきましょう!
眠気はどこからやってくるの?
眠気の原因
眠気は、脳内物質の有無で決まると言われています。
脳内物質は、ストレスを感じているときに出るもの、疲れているときに出るもの、興奮しているときに出るものなど、様々なものがあります。
アデノシン
アデノシンと呼ばれる物質が受容体に結合すると、覚醒を促すヒスタミンの産生を低下させます。
ヒスタミンの量が低下すると眠気を催し、日中でも眠くなってしまうのです。
コーヒーなどに含まれているカフェインは、アデノシン受容体と結合するので、ヒスタミンの量を減らしずらくします。
眠気を飛ばすならカフェインだと言われている理由は、この現象を利用しているんですね。
他にも、アデノシンは疲労しているときに産生されやすいので、夜にしっかり睡眠をとること、睡眠の質を上げることで産生量を軽減しましょう。
血糖値
お昼ご飯を食べると眠くなってしまうことは多いと思います。
これは、血糖値が関係しています。
ご飯を食べると、炭水化物が体内でブドウ糖に変化し、その結果血糖値が上昇します。
血糖値を正常に戻そうと、膵臓からインスリンと呼ばれるものが産生されます。
急上昇した血糖値を低下させるため、この血糖値の急な上下が頭の活動を止めてしまいぼーっとさせます。
また、覚醒に関係しているオレキシンと呼ばれる物質は、血糖値が上がると産生されにくくなるため、眠くなってしまいます。
メラトニン
メラトニンは睡眠を促す物質で、夜になると増加するのは体内時計が関係しています。
このメラトニンを産生するのが「セロトニン」という物質です。
セロトニンは、日中の運動や栄養のある食事によって増やすことができるので、夜眠くならないという場合はこれらのうち何かが足りていないのかもしれません。
まとめ
今回は、睡眠についてご紹介しました。
睡眠は人生の大半を占めているので、生きていく上で一生付き合っていくものです。
もっと睡眠について良く知り、快適な睡眠を送れるようにしてみましょう!