空気清浄機の仕組み

空気清浄機の仕組み

空気中のほこりや塵を吸い取ってくれる「空気清浄機」ですが、空気清浄機はどのようにして空気をキレイにしてくれるのでしょうか?

また、どのような種類があるのでしょうか。

今回は、空気清浄機について見ていきましょう。

空気清浄機とは?

花粉の舞う春や秋はもちろんのこと、ほこりや塵、ハウスダストなど空気中の物質を除去してくれる機器のことを空気清浄機と言います。

空気中の物質を取ってくれる空気清浄機ですが、メーカーや機種によって除去してくれる物質の大きさが変わってきます。

また、最近は脱臭機能や加湿機能などが付いているものもあり、快適な空間には必須の電化製品となっています。

空気清浄機には種類があり、それぞれ違った方法で除去します。

ファン式空気清浄機

ファン式空気清浄機は、一般的な家庭用の空気清浄機で、使用しているおうちも多いのではないでしょうか?

ファン式は文字通りファンを使って空気を取り込み、数枚のフィルターを通すことで空気中の物質を除去してくれます。

ファン式のメリット

  • サイズの小さいものが多い
  • 集塵できる距離が1広い
  • 手入れが簡単

 

デメリット

  • フィルターの詰まりで機能が低下していく
  • 定期的なメンテナンスが必須

 

フィルターを通すので、紙バック式掃除機と似た構造をしています。

 

電気集塵式空気清浄機

電気集塵式は、高圧放電によって周囲のほこりなどを「プラス極」に変化させ、自身のマイナス極に吸着させて空気をキレイにします。

 

・電気集塵式のメリット

  • フィルターを使わないため、機能が低下することが無い
  • デザインに凝ったものが多い

 

・電気集塵式のデメリット

  • ランニングコストが高い
  • 機能が複雑なものが多く、空気清浄機が大きい

 

イオン式空気清浄機

イオン式は、空気中にイオンを放出し、空気中の物質の静電気を抑えます。

また、酸化作用をもつ活性種では、物質と結合すると脱臭作用や殺菌作用を持ちます。

 

・イオン式のメリット

  • 安価なものが多い
  • ファンが無いため静穏性に優れている

 

イオン式のデメリット

  • ファンが無いためイオンの届く距離が狭い

まとめ

今回は、空気清浄機についてご紹介しました。

空気清浄機は、種類によってメリットやデメリットが分かれているので、自身の使用シーンに沿ったものを使ってみてください。

また、他にも機能の違う空気清浄機が登場しているので、調べてみてください。

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